2011年3月3日木曜日

建築家の腹

日本経済新聞の『私の履歴書』で、建築家の安藤忠雄の連載が始まりました。

私が建築に興味を持ったのは、小学校の低学年の頃、近所に中央図書館が出来、その空間がとても居心地がよく、こんな素敵な図書館を作ったのはどんな人だろうと気になったのが始まりです。
もちろん『二十世紀少年』にも登場する大阪の万国博覧会でたくさんのパビリオンを見て回ったのも影響があるかもしれません。

それ以来、世界の建築家の中では、フランク・ロイド・ライトがお気に入りで、ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』に登場するラシュモア山近くの山荘のデザインは、正に『落水荘』を意識したセットでした。

もちろんル・コルビジェやミース・ファンデル・ローエの作品にも好きな建築はありますが、安藤忠雄の作品で初めて意識したのは、京都高瀬川沿いの『Time's』でした。
その後、数々の安藤建築に触れ、東京大学での最終講義も安田講堂に入りきらず、講堂前で特別講義を受講したのも良い思い出です。

今後も折に触れて、建築・建築家について書いてみたいと思います。

Mr. Cloud

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