東日本大震災は、福島原発の炉心溶融という最悪の展開となっている。
『炉心溶融』とは、Wikipediaによると、『原子力発電所で使用される原子炉の炉心にある核燃料が過熱し、燃料集合体または炉心構造物が融解、破損することを指す原子力事故。最悪の場合は原子炉圧力容器や原子炉格納容器、原子炉そのものが破損され、放射性物質が周囲に拡散することも想定される。』
過去に炉心溶融は、3件発生している。
1966年 エンリコ・フェルミ炉
1979年 スリーマイル島原子力発電所事故
1986年 チェルノブイリ原子力発電所事故
かつて、『ウォール・ストリート』のマイケル・ダグラスが1979年に製作した『チャイナ・シンドローム』という映画で、炉心溶融(メルトダウン)が描かれている。
この映画が公開された1979年3月16日のたった12日後の1979年3月28日に、ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で炉心溶融事故が発生している。
これまで色々な映画で、『大地震』や『大津波』などを観てきたが、遠い世界の話と感じていたことが、映画で描かれたレベルをはるかに超えた現実として胸を締め付ける思いです。
尊い命を失われた方、行方不明となっている方々にはたいへん過酷な災難となってしまいましたが、避難所で厳しい環境を耐えられている方、家族を懸命に探していらっしゃる方々、『どうか頑張って、この苦難を乗り越え、新たな希望を見出してください。』
Mr. Cloud
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