Gordon Gekko is back!
マイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーが帰ってきた。
前作『ウォール街』が公開されたのは1985年、ニューヨークのプラザ・ホテルでG5が開かれ、為替の安定化が図られた。
その後、日本は低金利政策にシフトし、不動産や株式に対する投機が激しくなりバブルを産み出した。
『ウォール・ストリート』の主人公は、ハイテク・ネットが中心となる時代に復活する、まるで浦島太郎(リップ・ヴァン・ウィンクル)である。
そして、2008年のリーマン・ショックという世界最大の危機を最高のチャンスに変えようと挑むことになる。
ハムラビ法典の『目には目を、歯には歯を』ならぬ、『金には金を』である。
監督のオリバー・ストーンが語るところ、『今回の金融危機の最大の問題は、銀行が巨大な資金を得ていながら、社会に全く還元しなかったということだ。これはとんでもないことだ。彼らに罪の意識が全くないということは本作でも必ず描こうと思った」
人間の欲望は果てしない、ただ欲望を満足させるだけでは人間は生きられない。そこに愛がなければ。
Mr. Cloud
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