2011年3月30日水曜日

HOUSE

とうとう土地を取得しました。

年内には、家も完成し、引っ越しできそうです。

今回の東北地方太平洋沖大地震で家族や家を失った方々に、一日も早く平穏な日々が訪れ、新たな希望が生まれることを心より祈っております。

Mr. Cloud

2011年3月26日土曜日

Come Together

最近、息子が『Come Together』にはまっている。

マイケル・ジャクソンの映画『ムーンウォーカー』で初めて聴いて、気に入ってしまったようである。

その後、CDでエアロスミス、Youtubeで本家ビートルズのを聴いて、他にもCharが唄っているバージョンもあり、この曲のかっこよさを聴き比べている。

実は、私も高校のバンドで、この曲をやった記憶がある。

エアロスミスというと、ボーカルのスティーヴン・タイラーの娘であるリヴ・タイラーと三度会ったことがある。
正確には一度だけれど。

一度目は、1996年フランスのカンヌで行われた映画祭の会場近くのホテルで何度かすれちがったのである。会話はなし。
二度目は、1998年の東京国際映画祭の『アルマゲドン』プレミア上映を鑑賞した後、南青山のレストランで打ち上げ中の関係者(ジェレミー・トーマス審査員長・マイケル・ベイ監督、ベン・アフレック、リヴ・タイラー他)と遭遇。

リヴ・タイラーに、『カンヌのホテルで何度かすれちがいました』という話を、光栄にも戸田奈津子さんの通訳で、最後には、リヴにハグしてもらいました。背は高かったけど、本当にきれいでした。

何故、そこに映画プロデューサーであるジェレミー・トーマスがリヴと一緒にいたかというと、1996年にカンヌ映画祭に出品していたのが、リヴ主演の『魅せられて』だったからです。
ジェレミーとは、『戦場のメリークリスマス』、『ラストエンペラー』、『シェルタリング・スカイ』などの話をしました。

それから、ベン・アフレックとは、『グッドウィル・ハンティングでは、マット・デイモンより君の演技が最高だったと。特に最後のウィルがいない家を背にはにかんで笑う姿が。』という話をしました。

三度目は、『インクレディブル・ハルク』のプレミアでエドワード・ノートンと来日した時で、実はノートンとも二回目でした。

今日はここまで。

Mr. Cloud

2011年3月23日水曜日

メジャーリーグ

『メジャーリーグ』は、実在する球団、クリーブランド・インディアンスを舞台にした1989年のコメディー映画である。

1996年にロサンゼルスに行った時は、街中にドジャースの『野茂英雄』のポスターが溢れていて、タクシーの運転手さんも私が日本人だとわかると、『NOMO is outstanding.』と手放しで誉めていたのを思い出します。

テロと自然災害である地震は大きく異なるが、アメリカのニューヨークで起きた『9.11』直後のメジャーリーグは、試合を中止し、国の行く末を案じた。
スタジアムがテロリストの格好の標的になるのではないかとの懸念があったことと、野球などしている時ではないというのがその理由であった。

今、日本では大震災による原発の危機や、電力不足を理由として、プロ野球の開幕延期・ナイターの禁止など、出来うる限りの努力をしているが、一日も早く野球を楽しめる環境を復活させたいものだ。

スポーツの力は、生きる勇気にもつながるはずだ。

甲子園では、選抜高校野球大会が始まったが、被災地の出場高校は少しでも地元の被災者の方々を元気にするためにも、一試合でも多く勝ち進んでほしい。

Mr. Cloud

2011年3月21日月曜日

雨に唄えば

『雨に唄えば』は、1952年に公開されたハリウッドがサイレントからトーキーに移る時代を描いたミュージカル映画です。

ジーン・ケリーの天才的ダンスと歌声は、雨が降るのが待ち遠しくなるウキウキするような物語です。

今日、東京は大地震後、初めて本格的に降る雨の一日となりました。

ニュースでも、放射能を含んだ雨ということで、対処法を紹介していますが、非常に微量なため、人体への影響はあまりないようです。
ただ、福島第一原発が未だ安全が確保できない状況である限り、落ち着かない日々が続くことになります。

この悲しみの雨を一日も早く恵みの雨に変える努力を続ける、防衛省・消防庁の隊員たちの戦いを応援したい。

Mr. Cloud

2011年3月19日土曜日

しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる

『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』は、ニューヨークを襲った『9.11』事件の時に大活躍した古い消防艇を描いた絵本です。

今回の東北関東大震災により、たいへんな危機にある福島第一原発の原子炉を冷却するために放水を実行している防衛省・自衛隊・東京消防庁の隊員と原発内で復旧作業に取り組む東京電力の作業員の皆さんは、正にあのニューヨークのテロで活躍したハーヴィのように、命がけで任務に当たっている。

そんな戦いの最中に、スーパーでは醜い買いだめ・買占めが続いており、人間の高貴さを失う姿を見せられ、たいへんがっかりしている。

物資は大量にあるにも拘らず、普段の何倍も買い物をする自己本位の行為は、世界が称賛している日本人の対極にあると言える。

被災地の人々の苦労を思い、今一度何をすべきかを考えてほしい。

Mr. Cloud

2011年3月17日木曜日

サンダーバード

子供の頃の夢は、『国際救助隊を作って、サンダーバードで世界を救うこと』だった。
テレビ番組に始まり、プラモデル作りや基地作りに熱中したものだ。

日本は今、正に『サンダーバード』が必要だ。
国の垣根を越えた支援による救助が求められる。

大地震・津波に続いて、原子力発電所の危険が迫っているが、自衛隊・警察庁と命を懸けた活動が続けられている。

電力会社も幹部はともかくとして、現場の職員・作業員は懸命に対応しているはずだ。

福島第一原発から20km以内のある病院で、患者を置き去りにして、医師・職員が避難してしまったという信じられない報道があった。

ふだん人道主義的な言動をしている人が、買いだめ・買占めに走る醜い姿もある。

危機の時こそ、人間の本性が現れる。

今一度、自分の顔を鏡に映してみたい。

Mr. Cloud

2011年3月16日水曜日

twitter

今日から『twitter』始めてみました。

昨晩、静岡での地震の直後、空を見たら赤く光っていて、しかもカラスが珍しく大きな声で鳴いていた。
とても不思議な光景でした。

とにかくこのところ、今まであまり気にしていなかったことが、妙に気になってしまうのである。

あの大地震で何かが変わってしまったのかもしれない。

Mr. Cloud

2011年3月14日月曜日

ヒア アフター

今回の東北関東大震災の被災状況の悲惨さから、地震や津波が登場する映画の上映中止が相次いでいる。

クリント・イーストウッド監督の『ヒア アフター』、そして中国映画『唐山大地震 想い続けた32年』がそれである。

『唐山大地震 想い続けた32年』は3月11日(金)に試写会が東京・九段会館大ホールで開催される予定であったが、東北関東大震災の発生により、専門学校の卒業式出席者が被災し、死者が出るなどの惨事となってしまった。


今回の大地震に立ち向かっている日本人に対して、各国のメディアは、その忍耐力や克己心、そして秩序を守って行動する姿に賛辞を送っている。

例えば米国NYタイムズには、『Sympathy for Japan, and Admiration(日本への同情、そして賞賛)』との記事が、また英国インディペンデント紙には『Don't give up, Japan. Don't give up, Tohoku.(がんばれ、日本。がんばれ、東北。)』の大きな記事が掲載された。

中国においても日本人の美徳をメディアが伝えている。

今こそ、日本人の総力を上げると共に、世界の国々の協力を受けて、今回の大惨事を人類の未来に活かせるように、叡智を結集させたいと思います。

Mr. Cloud

2011年3月13日日曜日

チャイナ・シンドローム

東日本大震災は、福島原発の炉心溶融という最悪の展開となっている。

『炉心溶融』とは、Wikipediaによると、『原子力発電所で使用される原子炉の炉心にある核燃料が過熱し、燃料集合体または炉心構造物が融解、破損することを指す原子力事故。最悪の場合は原子炉圧力容器や原子炉格納容器、原子炉そのものが破損され、放射性物質が周囲に拡散することも想定される。』

過去に炉心溶融は、3件発生している。

1966年 エンリコ・フェルミ炉
1979年 スリーマイル島原子力発電所事故
1986年 チェルノブイリ原子力発電所事故

かつて、『ウォール・ストリート』のマイケル・ダグラスが1979年に製作した『チャイナ・シンドローム』という映画で、炉心溶融(メルトダウン)が描かれている。

この映画が公開された1979年3月16日のたった12日後の1979年3月28日に、ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で炉心溶融事故が発生している。

これまで色々な映画で、『大地震』や『大津波』などを観てきたが、遠い世界の話と感じていたことが、映画で描かれたレベルをはるかに超えた現実として胸を締め付ける思いです。

尊い命を失われた方、行方不明となっている方々にはたいへん過酷な災難となってしまいましたが、避難所で厳しい環境を耐えられている方、家族を懸命に探していらっしゃる方々、『どうか頑張って、この苦難を乗り越え、新たな希望を見出してください。』

Mr. Cloud

2011年3月12日土曜日

大地震

昨日、2011年3月11日に起きた大地震は、約150年前の安政の大地震を上回る日本の観測史上最大の地震となりました。

ちょうど会議をしていた時間で、あまりの揺れとその長さに、これまで経験したことない恐怖を味わいました。
外を見ると道に人があふれ、呆然と立ち尽くす姿があちらこちらに見られました。

その後も続く大きな揺れで、会議はたびたび中断され、それぞれが電話で家族の安否を確認していましたが、携帯も普通の電話もまったくつながらず、事態の重大さをひしひしと感じました。

PCでインターネットのニュースサイトを見ると、『宮城でM8.8の大地震、津波は10m』という記事には、たいへん驚くと共に、何が起こっているのか想像することが怖くなりました。

会社の方針で、自宅まで帰ることができる人は早退するようにとの指示がありましたが、電車は全線止まっており、徒歩で帰宅することが出来る人は限られ、会社や近隣のビジネス・ホテルなどに宿泊する必要のある人が多数となりました。

夕方、やっと自宅に電話がつながり、家族の無事が確認できました。

幸い、会社から徒歩で帰ることができましたが、途中、丸の内・大手町方面から歩道には人が溢れ、また自動車は渋滞のため、まったく身動きできない状況でした。



この大災害で、亡くなられた方、家族・家を失われた方に対して、心よりご冥福を祈ると共に、何ができるかわかりませんが、回復のための協力をしたいと思います。

Mr. Cloud

2011年3月10日木曜日

ウォール・ストリート

Gordon Gekko is back!

マイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーが帰ってきた。

前作『ウォール街』が公開されたのは1985年、ニューヨークのプラザ・ホテルでG5が開かれ、為替の安定化が図られた。
その後、日本は低金利政策にシフトし、不動産や株式に対する投機が激しくなりバブルを産み出した。

ウォール・ストリート』の主人公は、ハイテク・ネットが中心となる時代に復活する、まるで浦島太郎(リップ・ヴァン・ウィンクル)である。

そして、2008年のリーマン・ショックという世界最大の危機を最高のチャンスに変えようと挑むことになる。

ハムラビ法典の『目には目を、歯には歯を』ならぬ、『金には金を』である。

監督のオリバー・ストーンが語るところ、『今回の金融危機の最大の問題は、銀行が巨大な資金を得ていながら、社会に全く還元しなかったということだ。これはとんでもないことだ。彼らに罪の意識が全くないということは本作でも必ず描こうと思った」

人間の欲望は果てしない、ただ欲望を満足させるだけでは人間は生きられない。そこに愛がなければ。

Mr. Cloud

2011年3月9日水曜日

利休

雪の日、久しぶりにお茶のお稽古へ。

二十歳のお誕生日から始めたので、かれこれ○十年、一期一会の精神で続けています。(大げさですが)

畳の部屋の静けさ、お釜のお湯の沸く音、床の掛け軸、季節の花、

四畳半と言う狭い世界に魅力的な物が沢山凝縮されている。心地よい空間。

白い椿、「加茂本阿弥」美しい~

デザイナーのシャネルもこの花(カメリア)を愛していたのですよね。

椿には、「太郎冠者」「王昭君」「港の春」などなど・・・種類も豊富、かわいい名前も沢山





Mrs. Cloud

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、大好きな映画『ブレードランナー』の原作のタイトル(作者はフィリップ・K・ディック)ですが、今日のニュースに『米スマートフォンOSのシェア、アンドロイドが初の首位に』との記事がありました。

1位 アンドロイド 31.2%
2位 リサーチ・イン・モーション 30.4%
3位 アップル 24.7%
4位 マイクロソフト 8.0%
5位 パーム 3.2%

とうとう来たか!という感じですが、そういえば日本でも最近、アンドロイド携帯の広告(CM・ポスター・電車の中吊り)をよく見かけるようになりました。

日本Androidの会』の丸山不二夫先生のお話を何度か伺ったことがありますが、「クラウドとAndroidは一体になって進歩する」と力説されていましたが、Google恐るべしです。

私は、東京大学の坂村健先生の『TRON』にずっと興味を持っていたので、かつて貿易摩擦により、TRONの命が風前の灯となった時も、心から応援していました。
その後、TRONは情報家電向けOSとしての成長があり、たいへん喜ばしく思っていました。

かつてのライバル、マイクロソフトとも共同開発などの取り組みを見せたこともありました。

これから『電脳都市』はどのように成長していくのか、『ブレードランナー』のあの未来都市を初めて観たのは、1982年の初日オールナイトで雨の歌舞伎町の新宿ミラノ座でした。

時代設定は2019年なので、あとわずか8年後の世界です。

これからの8年、世界がどうなっているのか、またどんな世界を創れるのか、とても楽しみです。

Mr. Cloud

2011年3月7日月曜日

MAD MEN

MAD MEN』は、1960年代のニューヨークの広告業界を舞台に、成功と野心、男と女を生々しくも洗練された映像で、描いた作品です。

ニューヨークの広告マンを主人公にした映画に、ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』がありますが、製作は1959年で『MAD MEN』とほぼ同時代の物語です。
典型的な『間違えられた男』の話で、この映画は、1962年に製作されるショーン・コネリーの007にも影響を与えていることが、端々から感じられます。

名所(国連・ラシュモア山)で事件が起き、そこから移動に次ぐ移動があり(列車・車)、クライマックスに向かっていくストーリーは、正にスパイ映画の王道です。

007の原作者イアン・フレミングは、ケーリー・グラントをイメージしていたそうですから、ここにひとつのつながりが生まれています。

ケーリー・グラントは、元々イギリス時代は軽業師として活躍していましたが、アメリカに渡り、初期にはキャサリン・ヘップバーンとのコンビで多くの名作を残しています。

ハリウッドで洗練された映画スターを選ぶとすれば、彼をおいて他にはいないでしょう。

Mr. Cloud

2011年3月6日日曜日

雄気堂々

『雄気堂々』は、作家城山三郎が『日本資本主義の父・渋沢栄一』の若き日を描いた歴史小説です。

実は、今日は東京のど真ん中でパレスサイド・サイクリングを楽しみました。
内堀通り祝田端から平川門までが、自転車に開放され、思い切り走ることが出来るのです。

サイクリングコースを、東京消防庁、総合商社、銀行本店、東京駅、二重橋と、日本のビジネスの中心を眺めながら風を切って一気に走り抜けます。



その中で、地上に近い部分は古いデザインで、上層階は新しいデザインという一風変わったビルがあります。

『東京銀行協会ビル』がそのビルです。

明治32年に銀行クラブが創設され、大正5年に赤レンガ造りの洋館が建設されました。
銀行家・政治家・財界人のサロンとして栄華を誇りました。現在は、『東京銀行協会 銀行倶楽部』として、往時の面影を残しています。

日本語の『銀行』という言葉は、渋沢栄一が明治5年に『第一国立銀行(現在のみずほ銀行)』を設立するにあたり、学者等に相談し、『BANK』を『銀行』と訳したようです。

もちろん丸の内は、渋沢とは大きく異なるタイプの実業家である岩崎弥太郎の三菱村が、現在も大きくそびえ立っていますが、『帝国劇場』、『帝国ホテル』など渋沢の文化遺産もまだまだ健在です。

渋沢は、『論語と算盤』を説き、今はやりの『CSR(企業の社会的責任)』を実践されたことは、アメリカのアンドリュー・カーネギーなどの大富豪が、社会のために富の還元を行ったことにもある種、通じるところがあります。

ビジネスに成功するだけではなく、その蓄えた富を如何に社会に還元するかは、ますます重要なテーマになるでしょう。

Mr. Cloudはその前に、まずビジネスで大成功する必要がありますが。

Mr. Cloud

2011年3月5日土曜日

STAR TREK

“Space, the final frontier”

これはSFドラマ『スター・トレック』の冒頭を飾る有名な言葉です。
今日は家族で東京大学工学部で開催された『サイエンスカフェ:宇宙の謎への挑戦』というイベントに参加してきました。

小学生から高校生まで、その家族も含めて質疑応答もあり、とても楽しく、勉強になる企画でした。

前半は、国立天文台の郷田教授による『最新の宇宙像と天の川銀河探査』で、宇宙の始まりや、宇宙の大きさなど、天文学の観点から『MITAKA』という3Dのシミュレーションを使用した、非常に視覚的な講義でした。

後半は、東京大学工学部宇宙工学科の中須賀教授による、『超小型衛星による新しい宇宙開発と宇宙の謎探査―宇宙の謎に挑む工学―』で、わずか35キログラムの『ナノ・ジャスミン衛星』の開発や、主流である大型衛星との比較を通じて、研究開発のプロセスや成果を子供たちにも理解できるように懇切丁寧に解説していただきました。


子供たちの宇宙に対する知識もかなり豊富で、鋭い質問がどんどん飛び交って、教授が質問を制する場面も見られました。

中須賀教授が宇宙を志すきっかけとなったのが、1969年のアームストロング船長の『アポロ11号』の月面着陸の感動体験ということもたいへん子供たちへは影響のある言葉でした。

今日は、アームストロング船長の言葉で締めくくります。

“That's one small step for a man, one giant leap for mankind.”

Mr. Cloud

2011年3月4日金曜日

ペーパー・チェイス

『ペーパー・チェイス』は、ハーバード・ロー・スクールの熾烈な競争を描いた映画です。
試験のシーンが全編に登場し、過酷な学生生活を映しだします。

世間では大学入試において、携帯電話を使用したインターネット投稿サイトによるカンニングで大騒ぎですが、かつてない方法は、デジタルネイティブにとっては、驚くべきことではないかもしれません。

例えば、論文の盗作は現代において、ちょこっとググればすぐに出来ますし、試験対策のノートもわざわざ書き写さなくても、携帯やデジカメなどを使えばあっという間にスキャンできます。

と、するとこれからはますます「誰でも知っている知識・情報」や、「ググればわかる知識・情報」の価値は低下する一方です。
反対に、「新たな知識・情報を創る力」や、「既存の知識・情報を新しい知識・情報にデザインする力」の価値は、昔も今も未来においてもやはり最重要な力と言えます。

スティーブ・ジョブス、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、マーク・ザッカーバーグは、そうした意味で情報革命の革新者達です。


話は変わりますが、中学受験の傾向も単なる知識の確認ではなく、その知識を基に考える力が重要視されてきた点は、小学校低学年から進学塾に通い、有名大学に入学しただけでは限界があることを示しているのかもしれません。

今回、事件を起こした予備校生も罪は罪として認め、何年後かにインターネットを存分に活かした仕事で注目されるような人間に更生されることを期待します。

Mr. Cloud

海辺の家

前川国男氏の自邸が好きです。

切り妻屋根がかかる渋い色合いの民家風一軒家。
雪見障子を思わせる壁一面の窓が、いいなあ。
きっと海辺に立っていたとしても、気持ちがよいのだろうなあ。

五年前のエルデコ、「夏の北欧へ」にそんな特集があった。偶然見つけて本当にびっくり!

前川国男の自邸に北欧デザインを置いてみる。

コスタボダのクリスタルの青の美しいこと
アルヴァ・アアルトのパイミオ(椅子)のまっさらの白の清らかなこと
波の音が聞こえてきそう~

住みたい~

Mrs. Cloud

2011年3月3日木曜日

建築家の腹

日本経済新聞の『私の履歴書』で、建築家の安藤忠雄の連載が始まりました。

私が建築に興味を持ったのは、小学校の低学年の頃、近所に中央図書館が出来、その空間がとても居心地がよく、こんな素敵な図書館を作ったのはどんな人だろうと気になったのが始まりです。
もちろん『二十世紀少年』にも登場する大阪の万国博覧会でたくさんのパビリオンを見て回ったのも影響があるかもしれません。

それ以来、世界の建築家の中では、フランク・ロイド・ライトがお気に入りで、ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』に登場するラシュモア山近くの山荘のデザインは、正に『落水荘』を意識したセットでした。

もちろんル・コルビジェやミース・ファンデル・ローエの作品にも好きな建築はありますが、安藤忠雄の作品で初めて意識したのは、京都高瀬川沿いの『Time's』でした。
その後、数々の安藤建築に触れ、東京大学での最終講義も安田講堂に入りきらず、講堂前で特別講義を受講したのも良い思い出です。

今後も折に触れて、建築・建築家について書いてみたいと思います。

Mr. Cloud

フィールド・オブ・ドリームス

野球音痴の私(セリーグもパリーグも?)にとって、スタジアムでの観戦は別格。

大歓声の中、ビールを飲みながら、奇声?を発しての応援。(周りの方御免なさい)

東京ドーム・・・・・・

一度ここ東京ドームのマウンドに立ったことがあります。
もう感激で涙が出ました。
そして、思ったよりもフィールドは狭い?
何故か?

澤村、大石、菊池君、どんな気持ちで投げたのでしょうか?
キラキラ輝いていて、とってもかっこよかったなあ~

私は三人の母親の様な気持ちで胸が一杯でした。

Mrs. Cloud

2011年3月2日水曜日

巨人の星

今日は東京ドームで巨人対西武オープン戦を家族で観戦しました。
目玉は、巨人の大型新人である澤村投手の東京ドーム先発デビューであることと、日本ハムの斎藤祐樹の早稲田時代のチームメイトである大石も同じく先発での投げ合いです。

澤村は終始落ち着いた投球で、3回までパーフェクト・ピッチングとなり、今後の活躍を予告するような出来でした。

一方の大石も無難にこなし、マウンドを降りました。
その後は、何とあの「菊池雄星」で、球速は高校時代程ではないが、とても活きのいい球を投げていました。

雄星はまるであの「巨人の星」の主人公「星飛雄馬」のアナグラムのようでもあり、メジャー・リーグも狙っていた逸材は、今後どのように成長するかが楽しみです。

澤村は、今年大車輪で活躍して、あの不世出の大投手、ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグをきりきり舞いさせた背番号「14」の沢村栄治の名を冠した「沢村賞」を受賞できるか、今シーズンは東京ドームに行く回数が増えそうです。

Mr. Cloud

ブラック・スワン

アカデミー賞、レッドカーペット上のカラフルな色、色、色、見ているだけで興奮。

ナタリー・ポートマン、ラベンダー色のシックなドレス。
(お腹のベビーは男の子で、名前はオスカー君?なんて言われていましたが?)

ミラ・クニス、セクシーなシースルーのラベンダー色
(胸元があれっ?大丈夫かしらと心配に)

ジェニファー・ハドソン、きれいなタンジェリーオレンジ、靴は紫
(SATCでキャリーの秘書役、良かったなあ。今はとってもスレンダー)

サンドラ・ブロック、アン・ハサウェイ、の赤
(二人ともとても素敵)

スカーレット・ヨハンソン、背中がセクシーなパープル
(ホームアローンのお姉さんだったなんて)

ペネロペ・クルス、ホットな赤
(二週間前に双子ちゃんを産んだのにパワフルで素敵、流石)

いつも素敵だった、ニコール・キッドマンには少しがっかりでしたが・・・・

素材、形、着る人の髪、肌、眼の色によって色は色々変化する。
「いろ」の勉強をしている私には、大変参考になりました。

Mrs. Cloud

2011年3月1日火曜日

英国王のスピーチ

アメリカのロサンゼルスで、2月27日(日本時間2月28日)アカデミー賞の授賞式がありました。

ゴールデン・グローブ賞では、あのFacebookのマーク・ザッカーバーグを主人公とした「ソーシャル・ネットワーク」が受賞しましたが、アカデミー作品賞は、イギリス映画で現エリザベス女王の父であるジョージ6世を描いた「英国王のスピーチ」が見事に栄冠を勝ち得ました。

Mr. Cloudは、高校生の時にショーン・コネリーの007に憧れ、アルフレッド・ヒッチコックの映画で暗闇の快感を味わってしまった一人です。
今やイギリスを舞台にした映画というと、「ハリー・ポッター」が有名ですが、映画の歴史においては数々の名作が製作されています。

アルフレッド・ヒッチコック監督(イギリス時代) 「暗殺者の家」(1934)、「三十九夜」 (1935)、「バルカン超特急」(1938)
デビッド・リーン監督 「戦場にかける橋」(1957)、「アラビアのロレンス」(1962)
スタンリー・キューブリック監督 「2001年宇宙の旅」(1968)、「時計仕掛けのオレンジ」(1971)

書き始めるときりがないので、今日はこの辺で。

それにしても「英国王のスピーチ」の主演を断った、ヒュー・グラントはさぞかし悔しかったでしょうね。

Mr. Cloud

つみきのいえ

家族3人ハッピーに暮らすことができればOK。
でもでもやはり、自分の家を持ちたい暮らしたい。
土地契約はとんでもなく、大変でした。(当然ですね、高い買い物ですから)

5時間ほどに及ぶ契約後、何故か?写真撮影。
眼の下には「クマ」眉間には「2本のしわ」髪は「ボサボサ」・・・・・・

「はい、きれいに撮れましたよ」・・・・嘘です、そんなはずないです。

さてさて、ローン審査どうなることでしょうか?

Mrs. Cloud