前半は、作家の守屋淳先生による渋沢栄一の生涯と世界史との関係や世界史上の人物達との交流など、とても興味深い話が展開された。
特に私が感じたことは、守屋先生の話には出てこなかったが、渋沢の『論語と算盤』は、マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と同工異曲のように映るのである。そこが凄い!!!
後半は、学芸員による史料館の展示説明があり、徳川慶喜、ナポレオン3世、大隈重信、セオドア・ローズヴェルト、エジソンなど、日本史・世界史の重要人物達との書簡などを観て回り、渋沢の国際性のある活動に改めて驚かされた次第である。
史料館の後は、青淵文庫の見学となったが、晩香廬は東日本大震災のため、入ることはできなかった。




見学が終わり、史料館でお開きとなったが、日本資本主義の父である渋沢の先見性や国際性、また人間としての素晴らしさを再認識した一日であった。


Mr. Cloud
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