さてさて、ワシントンDCを飛び立った飛行機は、イタリア・ミラノのマルペンサ空港に到着し、そこからタクシーでミラノの市街に向かい、宿泊先である『プリンチぺ・ディ・サヴォイア』にチェックインした。
プリンチぺ・ディ・サヴォイアは、ミラノ中央駅近くの共和国広場に面して建つ格式のあるホテルであり、世界中のセレブリティが宿泊し、俳優のシルヴェスター・スタローンがBARにあるシャンデリアをいたく気に入り、持ち帰りたいと無理を言ったという話もある。
最近公開された、ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』にも登場する。
部屋はジュニアスイートで、風呂も大理石で立派だったが、窓から見える景色はどんよりと曇った空だけでなく、なんとなく陰鬱とした暗い感じの町に映った。
ミラノは、私が小学生の時に最も憧れていた(長嶋茂雄を除く)歴史上の万能の天才、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』の活躍した都市でもある。
その当時東京で行きつけだった西麻布のイタリアン・レストラン『ダノイ』のマダムに紹介されたミラノの人気レストランに夜の早い時間に行くと、店には誰もお客さんがおらず、ここが本当に人気レストランと危惧したが、帰る頃には、おしゃれなミラノっ子・ミラネーゼでいっぱいになり、ヨーロッパの夜は遅く始まることをやっと理解した。
Mr. Cloud
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