2011年6月23日木曜日

南仏の5月 パート6

ボローニャは、食の都であると共に皮革製品でも世界的に有名である。

ア・テストーニ』、『ブルーノ・マリ』など、ボロネーゼ製法と呼ばれる独特の靴の製造法により、履きやすく、しかも美しい靴のフォルムを実現した靴作りを続けている。

ひとつ残念だったのは、食の都でも最も有名な『パッパガッロ』というレストランが予約でいっぱいだったことである。古城の中にあるようなレストランで、次回は是非訪れたい。

さて、本来の目的であるF1サンマリノグランプリの開催地であるイモラに、ボローニャから電車で1時間ほどで到着した。
イモラは、とてものどかな田舎町で、こんなところでF1レースをするのかとびっくりしたのを思い出す。
イモラのサーキットは、あのフェラーリの創設者である『エンツィオ・フェラーリサーキット』と呼ばれ、フェラーリのもうひとつの聖地でもあった。
1994年5月のイモラで、『音速の貴公子アイルトン・セナ』がコーナーに激突し亡くなっており、あのさわやかな笑顔をレース中、何度も思い出した。

のどかなサーキットに、イタリア中、ヨーロッパ中からたくさんの人々が集まり、ピクニック気分でレースを楽しんでいた。
スタンドは、フェラーリレッドで真っ赤に染まり、イタリアの誇りであるフェラーリの偉大さを思い知らされた。

Mr. Cloud

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